音楽フェス ラビリンス(Labyrinth2018)に行ってきた
僕はMっけがあります。
趣味はゲーム好きでもあるんですが、難易度が高いゲームで苦労して苦労して苦労してやっと倒したボスを快感欲しさにわざと縛りプレイするぐらいMっけがあります。
最近になってフェスにハマり始めた次第ですが、そのハマり始めたきっかけになったのが「フジロックフェスティバル」です。
前々からフジロックに行った友人達から聞く感想は
「フジは過酷」
「雨の中で聴く音楽」
「登山装備が当たり前」
と言った先人からの意見を聞き…Mっけのある僕はなんだそれ!?行ってみたい!!と思い、2017年のフジロックに行き、とても満喫しました。エイフェックス・ツイン最高。
そんな一緒にフジロック行った友だちに、今度Labyrinth (以下ラビリンス) っていうテクノ寄りのフェスがあるんだけど来ない!?と言われ下記のような内容でした。
-
当日までアーティスト非公開
- テクノ主体のDJしか回さない
…当日までアーティスト非公開!!!!????
意味がわかりませんよね。通常であればアーティストのラインナップを見て、判断するのがフェスの醍醐味なのに、そのラインナップを非公開にするなんて。正直言うとそのフェスのコンセプトを聞かされて、そのときめきはフジロック行く前のときめきと一緒。いやそれ以上にときめきましたが、いやいや待て待て落ち着け自分。ラインナップを確認させてから、行かせてくれよおい。と、ひよってしまった自分がいましたが、丁度その頃にエイフェックス・ツインの新曲が公開されました。
はわわ〜〜!!!!なんやこの映像〜〜!!!!どんな思考持ってたらこんな作品が出来上がるんだ?????やべ〜〜〜〜〜テクノってすげ〜〜〜〜!!!そんなジャンルが集まるフェス…?
行く〜〜〜〜〜〜〜!!!!
てなわけで行く決意をしました。
アクセス
場所は苗場グリーンランド。
紹介しておいて何なんですが、この会場で行われるのはこの年で最後なんだそうです。とほほ。
苗場プリンスホテルからかなり近い場所で行われ、フジロックに行かれた方はほぼ同じ場所だと思って頂ければわかりやすいかと思います。
交通手段としては車で行くことに。マイカーが比較的でかいワンボックスカーで、行くメンツが僕と誘ってくれた友だちの2人のみだったため、テントを使用せずに車中泊ベッドを使用し、二人川の字で寝ていく車中泊スタイル。
また持ち込みして良い飲食物はビンでなければ何でもOKと太っ腹なルールだったため、最寄りのIC降りたあとで地元のスーパーに立ち寄り、食べたい軽食、飲み物・足りていない防寒具を購入し、現地に向かいました。この準備する段階からフェスが始まっていく感じがしてきてとてもワクワクしてきました。
そして駐車場前に到着。演奏開始が19時に対し、我々が到着したのが13時前。ここまで早く到着したのが理由があり、早く来た車から順々に会場から一番近い駐車場に車を駐車することが可能と事前に案内があったからです。
駐車場の数は大きく分けて第1駐車場、第2駐車場、第3駐車場とありましたが、我々が行けたのは一番近い駐車場の第1駐車場に行くことが出来ました。第2駐車場になると、会場までシャトルバスに乗り換えないといけなくなり、車中泊である我々にとって会場と駐車場の位置関係はかなり重要だったので、とても有り難いです。
会場
演奏開始4時間前の様子。まだガラガラでした。
竹で作られたモニュメントと、キャンドルで囲まれたDJブース
演奏開始前だったためか、写真に映ってるようなテントは数カ所張れていない、PAチェックなどしている準備段階な雰囲気がまた良かったです。会場は1ステージのみ。他ステージ間の移動など気にせず、1ステージの音楽を専念出来る点がラビリンスの良いところでもありました。
会場を前にして、背にあるのが飲食ブースがあり、その間は歩いてすぐの距離なので、お腹空いたらテリヤキサンドを食べ、手元に何も酒がなかったらすぐレッドブルウォッカを買える。小規模フェスならではの良い点がここにありました。
飲食ブースの先がテントを張れるスペースとなっており、かなりでかいテント+タープ張っても文句は無さそうなスペースはありました。テントは様々なスタイルがあり、ライトアップの装飾。ソロキャンプ。薪を焚べて暖を取る。会場から離れて微かに聞こえるテクノミュージックを聞きながら料理を楽しむ。人気のない所でのフリスビー。中には子供を連れて来ているキャンパーもいたので、親子でキャンプの準備をしている雰囲気がまたスタート前の高揚感を掻き立てさせられました。
公式から頂いたタイムテーブル。ラビリンス公式のモットーがタイムテーブルをSNS上にあげるのは遠慮お願いしますとの事なので、アーティストは伏せておきます。
1日目: 19時 - 2時30分
2日目: 9時 - 1時45分
3日目: 9時15分 - 18時30分
基本的にオールナイトはなく夜遅めに演奏が終わるので、健康的なフェス(?)でした。
どんな感じの音楽が流れたのかわからないと思うので、公式が過去音源をアップロードしてくれたSoundCloudがこちらです。
実際にこんな感じの音楽が朝・昼・夜の雰囲気に合わせてゆる〜〜〜くず〜〜〜っと流れていました。ちなみにテクノフェスなんて初めてな僕は知っているアーティストは1人も知らなかったです。しかしそれでも楽しめました。
上の写真の場所が一番広かったですが、会場中に何箇所か座って飲める場所があり、混み合っている感がさせない工夫がされており、今まで体験してきたフェスの中で一番パーソナルスペースが広く、とても居心地が良かったです。
ステージ全体の様子。モニュメントがいたる所に設置しており雰囲気○
暗くて見づらいですが、折りたたみ椅子は良識の範囲内でどこでも設置可能でしたので、座りながらお酒を楽しみながら音楽を楽しむスタイルも可能でした。
様々なお酒を楽しめる場所もありました。残念ながら自分は下戸のため飲みニケーションは出来ず。
飲食ブースと食事の写真
2枚目はボロネーゼ(¥700)です。暗い中で撮ったので写真写りが悪いですが、ナスがべしゃべしゃではなく、ちゃんとオリーブオイルがナスに染み込んでおり、1回の注文につきパスタを茹でており、丁寧に作り込まれている感じがしていて、とても満足感は高かったです。
他にも舞茸天ぷらそば、タイカレー、カボチャの煮つけ、焼きトウモロコシ、ソースカツ丼と食べましたが、それぞれ美味しかったです。すいません。今度から写真をよく撮るようにします。すいません。
メインステージと飲食ブースとの間にあったモニュメント。異様にくっきりと撮れてしまったのでちょっとミステリアスな感じに。
①駐車場 - ②メインステージ - ③飲食ブース - ④テント
と順々に来て、④のテントを貼る場所の先にあった、お好み焼きとケーキを売っていたブース。
中に入るととても明るかったですが、1枚目の写真だけ見ると怖い感じに。エモい。
かなりでかいテントが張られており、その中で装飾品など販売しているブース。
アクセサリーを販売しているブースもありました。
総括
シークレットでお願いしますと言われているので音楽の詳細、アーティストについて伝えられないのが残念でしたが、テクノミュージックについてはエイフェックス・ツインかカールコックスぐらいしか知らないかなりのにわか野郎でも、テクノ主体のフェスを楽しめたのが一番の驚きです。
演奏ももちろん良かったのですが、初めて聴いたFUNKTION-ONEのスピーカーはかなり良く、スピーカーからかなり近づいても耳障りな音がしない音質の良さ。パーソナルスペースを大事にした観客の動員数。疲れたら予め自分で用意した折りたたみ椅子でまっり音楽を楽しむ。配色と蛍光が絶妙なバランス。オーディエンスが音楽を楽しめるように工夫されたギミックがいたるところに施されていてとても居心地の良い空間でした。
都心でもテクノ寄りのイベントが行われてたら聞きに行こうと思いましたし、苗場ではもうラビリンスが行われないのが残念ですが、初めてのテクノフェスであるラビリンスフェスにはかなりの収穫を感じ、来年もラビリンスが催行するようであれば、また行きたいなと思わさせられた貴重な体験を受けました。